中二病

大学生になって、中二の時と同じ類のミッションをクリアする機会がまわってきた。けれど今度は全く状況が違う。年を重ねて得た物、それなりの努力や運によって得た物、様々な物を抱えながらミッションのクリアを目指す。
もちろん、ミッションのサイズも桁違いである。井の中の蛙になれば良かったあの時と違って、今度はとてもたくさんの人を相手にしなければならならい、相手にして貰わなければならない。自分で望んだこととはいえ、戦々恐々としている。
でも、とても懐かしい感覚。夏の暑い日に青すぎる空を見て、目眩を覚えるけれど、頭の芯が軋んで意識がはっきりするような、そんな感覚。
それなりの人が中二病全開で物事に真剣に取り組んだらどうなるのか、というのが今回のお話。はじまりはじまり。